アツクチスズメダイの幼魚

こんにちは、飯沼です。

先日は仕事の合間に真栄田岬の通称”裏真栄田”と呼ばれるインリ-フに行ってきました。

とても浅い海域なんですが、そういった所にはそこ特有の面白い生態系が広がっているんですよ。

まずはアミチョウチョウウオの幼魚です。

こうしたインリーフ(専門用語では礁湖、沖縄ではイノーとも言います)では体が大きな天敵となる魚が入って来難い環境の為、いろんな魚の幼魚が集まって来て、大きく成長するまでの間安全に過ごす保育園のような場所になっています。

 

ということで、こちらも他ではなかなか見られないアツクチスズメダイの幼魚です。

一昔前はデビルダムゼルと呼ばれていましたが、黒い体に青く光るネオンのような模様が何ともかっこいいですよね!

 

続いてはエンマカクレエビです。このエビなんかもサンゴの隙間からよく顔を出してこちらを見ているみたいですね。

 

その横には大きなイソギンチャクエビ

ここではハナブサイソギンチャクについていました。

 

それと岩をひっくり返すとゴイシガニが出てきました。

ひっくり返すと卵を抱えていましたね!

 

もう一つ見つけたのが、こちらの「貝」です。

最初ウミウシかと思ったのですが、脚を延ばしてジャンプするように移動する動きが見られたので二枚貝の仲間だと解りました。

 

後日、別の成体と思われる個体も見る事が出来ました。

 

この他にも裏真栄田では、チョウチョウコショウダイの幼魚や自分もまだ2回しか見たことがないモヨウタケウツボなんかも観察されています。

モヨウタケウツボはぜひ写真に収めたいですね!