今回は、TGシリーズに長年使われている、LI-92Bバッテリーのお話
先に書く!!
通常の静止画撮影だけなら何も問題なく公称の500回の使用は大げさでも、
ローバッテリーサインを確認してから充電すると( ..)φメモメモ
何回、チャージしたかを忘れるほど寿命の長いバッテリーである。
記念撮影・ログ記録用に、静止画を撮影していると、何ら問題なく使えるカメラである。
しかし、TG-5以後のモデルから、現行モデルTG-7で、動画撮影で、4k30pに設定変更すると、通常の静止画のつもりで使用すると、バッテリーの寿命がいちじるしく短くなる。
場合によっては、純正品のバッテリーなのに、中央部が膨らんでしまう。
この症状は、とても危険で、過充電を示し、液漏れのトラブルをおこす前兆として現われる。
4k撮影をする場合は、対処方法をまで熟読して使ってほしい。
今回の日記で、TGシリーズが使いずらいと勘違いされては困る。
現在、唯一の水中写真入門機であるからφ(・ω・ )メモメモ
ハリ魔王は、
常に、TGシリーズを使い続けている。
初めて買ったのは、TG-2からである。
本格的なカメラとは、言い難い部分はあるが、道具としての能力も高い。
モデルが新型になるのに従って、より良くなっていった。
TG-4で全天候型カメラとして、スナップはもちろん、昆虫写真家の要望で、顕微鏡モードと言う、水中写真に転用可能なスーパーマクロな撮影倍率も搭載された。
これにより、小さな生物を撮影するのが流行るほどである。
もう、このままのボディでは、大きな進歩は厳しそうと、TG-4の時は思っていた。
TG-5からは、動画性能に力を入れてきた。
この頃から、スマホの撮影機能・防水機能が、格段と性能アップしたので、全天候型カメラの生き残り策である。
細かい問題を解決して、再設計したのが、OLYMPUS製最後のモデルTG-6である。
ここまでのOLYMPUS製は、静止画の性能を優先したAFの仕組みなので、動画を初心者が撮影するのには、かなり、ハードルが高いorz学習が必要であった。
OLYMPUSが、別会社OM SYSTEMに、デシタルカメラ部門が売却された。
しばらくは、TG-6を販売していたが、新型のTG-7を発売した。
発売当初の発表では、TG-6と変わったところがあまりないモデルとの情報だったが、
SNS対応で、動画性能をアップしている事に気が付く、縦置き動画の撮影が容易になり(^_-)-☆
例 idc_diary 「やっぱり黒クマ可愛いですねー」
https://www.instagram.com/p/DN3-l8gkwuC/
AFスピードも、静止画用から動画に切り替えると、動画用にAFの仕組みがかわる( ..)φメモメモ
例 idc_diary 「「幻のナミダカサゴ」」
https://www.instagram.com/p/DNkpQa2P2Kk/
どちらも、TG-7になったからこその滑らかさである。
(動画モード・水中シーンモードで撮影していない映像なので要注意!!)
撮影する時
高画質で撮影する方が、良いとされているがここがバッテリー問題点をうむ( ..)φメモメモ
4k動画で撮影すると、大量の電気を消費して、カメラ本体・バッテリーの発熱をおこす。
TGシリーズ用のLI-92Bバッテリーは、かなり、歴史の長いバッテリーの為に、その様な使用に向いているとは言い難い。
バッテリー容量が空になる前に、消費が急なために使用が停止されてしまう。
実際には、YouTube・Instagram等公開向けに必要なFHD動画が撮影できるほど、残量がバッテリー内に残っている( ..)φメモメモ
このまま、4k動画撮影後、そのまま、チャージしてしまうと過充電をおこしてしまうil||li _| ̄|○ il||li
同時に、4k動画撮影を連続すると、1ダイブでも、バッテリーが足りない事がおきる。
ダイビング事に、バッテリーをフルチャージされた物と交換が必要になる。
そうなると、防水の問題はもちろんなのだが、バッテリーボックスの仕組みにも、問題がある( ..)φメモメモ
これらをまとめる
1.水中で4k動画を撮影する場合は、発熱に気を付ける。水温が低い場合・湿気の多い場所では、乾燥剤を使用する。
2.液晶画面に、ローバッテリーサインが表示されたら、
電源を一度offにする。
3.もう一度、電源をonにして、動画撮影を継続するなら4KからFHD以下にファイルサイズをさげる。静止画の場合は、そのまま使用しても問題ない。
4.理想は、FHD以下・静止画で、ローバッテリーサインがでるまで、残量を使い切ってからバッテリーチャージをおこなう。
5.バッテリーの寿命に近づくと、変形が始まると、
カメラ本体からの取り出しで、出し入れがしずらくなるので、そうなったら、新しい物に交換する。
ここまですれば、通常、バッテリーは、本来の寿命まで使えるだろう。
さらに、楽にする方法は、以前、別ブログでアップしている。
『緊急告知 4K30p撮影時のバッテリー問題ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ… Tough TG-6 + Nauticam NA TG5』
ここからは、複数のLI-92Bバッテリーを毎ダイブ4K撮影をする場合の注意点
6.十分に水滴・湿度等に気を付ける。クーラーの効いた部屋で交換すると、カメラ本体からの発熱で、結露する事もある。(オリンパス PT-059/058プロクターの方が、Nauticamより、起きやすい。)
7.ダイビング終了後、本来は、バッテリーは、放電・コンデショニングできる充電器で、バッテリーをクリーニングするのが良いがLI-92Bバッテリー用は発売されて無い( ..)φメモメモ
8.放電するバッテリーをカメラに入れて、FHD以下にファイルサイズをして、動画ボタンを押して、空映しする。
9.ローバッテリーのサインがでたら、再チャージをして使用する。
10.ダイビングを数日間使用しない場合は、再チャージして満電状態でカメラに入れた状態で保存する。
11.複数バッテリーは、満電状態で、
専用のケースに入れておくか、緩衝材で包む。
12.連続日、タイビングをする場合に起きるローバッテリー状態を作れない場合は、仕方ないので、そのままチャージするが、帰宅後、一度、カメラを使って十分に放電をかけて、再チャージしてしまう。(クリーニング)
13.1カ月以上、次のダイビングまで時間が空く場合は、自然放電してしまう分、4k撮影時間が短くなる。それを防ぐには、一度、放電して再チャージの必要がある。
(ハリ魔王は、バッテリーの寿命を優先するので、自然放電分、短い時間でもそのまましようする。)
バッテリーボックスの仕組みにも、問題がある。
それについては、以前別ブログで対処方法を書いている。
リンク先を貼っておくので、興味があれば参照してほしい
『ハリ魔王高速シャッターモードの設定方法Ⅰ Tough TG-6 + NauticamTG-5〈TG-6〉』